合気修得への道 (木村達雄 著)

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合気修得への道 ― 佐川幸義先生に就いた二十年 ―

56ページにおよぶ佐川師範の演武写真集
未公開写真を含む全100枚収録


 

【 詳細 】
筑波大学数学系教授として学問の道をきわめる一方、大東流合気武術佐川幸義師範に就き、合気の道をきわめること20年。著者が語る数学研究と合気修行人生、そして師・佐川幸義師範のこと。また、未公開写真を含む佐川幸義師範の技写真(写真解説:著者)も本書に迫力を添えています。

会見の前半では、木村氏が佐川師に出会う前の数学の研究、剣道、合気道、鹿島神流などの武道修行について、後半では、佐川師のもとで修行した苦労の20年を詳しくお聞きしています。さらに木村氏が書き下ろした合気についての論文、また佐川幸義の修行時代の貴重な証言をしてくださった実弟・佐川廣氏の会見、さらに未公開のものを含む木村氏所蔵の100枚の写真など、貴重な資料の数々を掲載しています。

巻末に木村氏による一部英文訳も収録しました。

 

【 編集者より 】
「私はどんな段階に達しても、それではまだだめだと自分で決める。そうするとまた次の段階への道が開けてくる」。

これは木村氏が稽古の合間にメモした稽古日誌からの佐川先生の言葉です。

本書では、木村氏の中途半端でない修行人生からはもちろん、佐川師の生き様、合気修行への思いから、生き方につながる人生哲学を学ぶことができる、とても贅沢な本です。

 

 

【 著者メッセージ 】
佐川先生の写真がこれほどたくさん一箇所に集められたのは今回がはじめてのことです。これらを見ているうちに、先生に教えを受けていた頃のことが鮮明によみがえってきます。写真からは、佐川先生の姿勢の良さと力みの無さ、また本当に効く技の美しさがはっきりわかります。(中略)すべてアッと言う間に投げられてしまい、あとから写真を見てこう投げられていたのかとわかるという感じです。

「合気について」はこの機会に私が書き下ろした小文です。私が現在感じていることを初めて文章として表わしました。合気について、このような内容が書かれたことは今までにないと思います。これを読んで合気への理解が一段と進み、次にまた大きな謎に突き当たる読者がおられるかもしれません。しかし、その先を一言で分かるように説明することは簡単なことではありません。それは、小学校から大学までの学ぶ内容を一言で分かるように説明することに近いと私には思えます。(「はじめに」より)

 

 

【 著者プロフィール 】

 

木村達雄 きむらたつお
1947(昭和22)年、東京に生まれる。
中学3年より合気道を始め、山口清吾師範に師事。
その後、植芝盛平翁の朝稽古にも通う。東京大学理学部数学科および同大学院修士課程終了。その頃、稲葉稔師範に鹿島神流を学ぶ。
アメリカ、ドイツ、フランスなどで数学の研究の傍ら、合気道を教える。1979(昭和54)年、佐川幸義宗範に入門。最高教程である第十元までの直伝講習を受ける。また佐川宗範を世に出した『透明な力』(講談社)を著す。
1993(平成5)年、筑波大学数学系教授に就任。現在、筑波大学名誉教授。理学博士、剣道三段、合気道五段、大東流奥伝四段(教授代理)。

 

 

目次より


カラーグラビア 佐川幸義師範演武 (8ページ)

立捕合気あげ/前首締両手捕三人投げ/前首締両手捕三人前首締両手捕三人重ね倒し/抱きかかえ倒し/片手捕三人重ね倒し/二人重ね極め

はじめに

第一章 佐川幸義先生演武写真集 技解説 木村達雄 (48ページ)

多人数捕/首締アゴ当て/三元短筒捕/諸手捕返し技 片手捕合気投げ/両差捕合気投げ/両差捕合気体返し 諸手両袖捕合気二人投げ/諸手捕合気投げ/つかみ手投げ 足の合気/棒の合気/三人重ね倒し/奥襟捕合気投げ 両差捕外無双/外無双角度変更/前首締肘極め 両袖捕すくい投げ/両つかみ手回転投げ/佐川先生の棒術 片襟片袖捕合気投げ/四元すくい投げ/片手捕外無双 外無双/腕抑え/両手捕合気二人投げ/側面体合気投げ 前首締両手捕三人投げ/柄頭くずし/胸捕片手捕/両胸捕 短刀捕/立捕合気あげ/体合気二人投げ/合気拳法/ほか

第二章 数学の研究と合気修得に明け暮れた日々

本物志向を徹底的に仕込まれた幼年時代/心の奥深くで何かが揺れた/限界は十五時間三六分四〇秒!/“文”を立てれば“武”が立たず/稲葉稔氏との真剣稽古/植芝盛平翁の合気道/佐藤幹夫教授の講義で“数学開眼”/寝ても覚めても数学の日々/怒鳴られるたびにエネルギーが作動した/数学は体力だ/数学は“数覚”がないとダメ/外国で、合気道が効かなかった!/佐川先生との出会い/四股千回で佐川先生とつながっていた/実戦に動じない境地へ

第三章 大東流合気武術 佐川幸義先生

合気は意識の技術/「あんた以外に教えると思うのか」/ 「これを残したい」/台所で、マンツーマンの合気指導/先生の波長と合わせる/外からコツンと合気の種が来た/合気を伝えるまでは・・・/最期にあの技を三回かけられた/合気をつかむまで/武田先生と佐川先生の世界/二人の師に恵まれて/『透明な力』の出版をめぐって/合気の先に広がる人間の可能性

第四章 合気について――人体の非物質的システムの働きを消す (書き下ろし)

気は力ではない/人体の非物質的システムの働きの存在/合気は人体の防御システムのスイッチを切る技術/合気は形にはあらわせない/合気は人に元気を与える

第五章 佐川幸義先生の修行時代――実弟・佐川廣氏談

父・子之吉のこと/ 母・かつの/兄・佐川幸義/ 若き日の武勇伝/帰郷して再び武田惣角先生を師として/兄の稽古台になる/ くっつける合気の会得/常に体の鍛練を怠らなかった/「死ぬまで研究」を信条に/「弟子が強くなるから俺も強くなる」

第六章 佐川幸義宗範語録 (著者の稽古日誌より 初公開語録集)

本当の鍛練とは/迫力をもて/教えて学べ/合気について/りきんではならない/常に研究せよ/常に考えよ/心・精神について/一生修行

あとがき

英訳 Discovering Aiki――My 20 years with Yukiyoshi Sagawa sensei

(A5判 ハードカバー 237ページ)

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